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2022.09.20 | 補聴器

難聴じゃなくても聞こえずらい⁉マスクではっきり伝えるコツを解説

こんにちは。

岐阜県羽島市の認定補聴器技能者の山村です。

コロナが世界に蔓延し、マスク生活も長くなっていますが、

マスク越しの会話がすごく聞きずらいのが問題になってます。

口元にはマスクをし、パーテーションやアクリル板越しに

コミュニケーションをとるのは、難聴者じゃなくても難しいのです。

かくいう私もお店で会計をしている時に、店員さんから

何か言われてるけどまぁ適当に相槌を打っておこう…

みたいなことが多いです(笑)

実際にTVでやっていた特集のグラフでも、

聞き取りづらいと感じている人は7割以上にもなるようです。

また私みたいに聞こえたふりをした経験がある人も

8割以上になるようです。

これはマスクをする事で、音圧が下がることが原因なのですが、

およそ5~10デシベルぐらい音量が小さくなるとか。

5~10デシベルという数字だけなら大したことなさそうですが、

距離に置き換えると、倍の距離に離れた聞こえ方になるのです。

なので写真のように50㎝くらいの距離でマスク越しに

会話をしていたら、100㎝離れた時と同じぐらいの大きさで

会話しないと聞こえづらいことになります。また特に

子音「し」「す」「は」の音がつぶれやすくなるため、

「さとうさん」を「かとうさん」などに聞き間違いすることも

多くなります。

ではどうすればいいのでしょうか。

マスク会話はっきり伝えるコツ!

①声のトーンを1トーン高くする。

普段喋っているよりも1トーン声を高くするだけで

聞こえやすさが変わります。1トーン上げるのはわかるけど

どうすればいいのという方は、色をイメージすると良いそうです。

例えば曇天のようなグレー色を想像してください。

明るくはつらつとした声にはならないですよね。

伝えやすい色はスカイブルー。晴天時の空のような色を

イメージして発生すると良いそうです。

②マスクの下も笑顔で!

口角を上げることで自然と声が通りやすくなりますので、

意識してみましょう。滑舌もよくなりますよ。

③わかりやすい言葉に置き換える。

要点を得ない会話や一語が長いと聞き取りづらくなります。

なるべく短文、もしくはわかりやすい言葉に置き換えるよ

相手にも伝わりやすいです。


いかがでしたでしょうか。

マスク生活がいつ終わるかわからない昨今ですので、

ちょっとした気遣いで聞き取りやすく、コミュニケーションが

取りやすい喋り方を意識してみましょう。

それではまた次回。