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2025.04.08 | 補聴器

補聴器の試聴の流れ

こんにちは。

岐阜県羽島市の認定補聴器技能者の山村です。

今回は補聴器の試聴・購入までの流れをまとめました。


①耳鼻咽喉科を受診

補聴器装用前は耳鼻咽喉科(補聴器相談医の先生)の受診を強くおすすめいたします。

鼓膜の状態や治療が優先される場合があり、補聴器を使うためにも先生にしっかり診てもらいましょう。

 また収入のある方の場合、確定申告で医療費控除を受けれる場合があり

医療費控除を希望の場合は耳鼻咽喉科で「診療情報提供書」を発行してもらいましょう

確定申告の時に補聴器を医療費控除に入れる場合、補聴器相談医の先生に

「診療情報提供書」を発行してもらう必要があります。

診療情報提供書については日本耳鼻咽喉科学会のホームページをご参照ください。

 ②ご来店の日をご予約ください

当店では補聴器のご相談を予約優先でさせていただいております。

ご来店いただけるお日にちと時間をお伝えいただきますと

幸いです。ご予約は下記の電話にて承っております。

③ご来店・ご相談

聞こえについて今困っていること、補聴器についてなどわからないことを

しっかりご説明いたします。具体的に何に困っているかをお話しいただけると

どんな補聴器が向いているかをおすすめしやすくなります。

また耳鼻咽喉科で聴力測定をされていない場合、当店で行います。

その際は気骨導聴力測定以外にも語音明瞭度測定も行いますので

お時間としておおよそ、30分から1時間ほどのお時間をいただきます。

④補聴器 試聴開始

補聴器ご購入前の試聴、自宅に持ち帰り実環境で試してみるのは補聴器購入時、

必須とさせていただいております。(耳鼻咽喉科学会のHPにもその旨が記載されています)

初めて補聴器を装用される方は、弱めの調整を行い少しづつ聴力に合わせた調整に変更していきます。

試聴は最長で3か月まで行えます。

⑤再調整

補聴器調整が1発で決まればそれに越したことはありませんが、

装用していると様々なご要望やご意見が出てくると思います。

また最初は目標の音の大きさから7~8割にしていることもあり、

慣れてくると音が物足りなくなってきます。

試聴⇒再調整を数回行い補聴器がお耳にあう状態に近づけていきます。

(適合範囲に入るように調整していきます)

⑥ご成約・お見送り

ご試聴と再調整が終わり当店補聴器の価格にご納得いただけるようでしたら

ご購入をご検討ください。最終的に「他のお店に行きます」「今回は購入を見送ります」

でも全く構いません。しっかり試聴してお客様でご判断ください。


このような形で試聴を皆様にしていただいております。

補聴器は医療機器であり高額な商品でもあります。

ご自身、ご家族がご納得の上でお求めくださいませ。

それではまた次回。「