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2023.01.16 | 補聴器

大音量は超危険!難聴予防も解説。

こんにちは。

岐阜県羽島市の三愛の山村です。

今回は身近に潜む難聴の原因を解説いたします。

難聴の原因と聞くと一番思いつくのは騒音による難聴ではないでしょうか。

ライブなどで大きな音で音楽を聴いた後キーンと耳鳴りがしたり、

突発的に聞こえが悪くなることがあります。

電車に乗っていると、イヤホンからものすごい音漏れをしてる方を見かけますが

これ…かなりやばいのです。

大音量を聞くと、実は一時的ではなく、永久的に聴力に悪影響を及ぼす可能性があると

聴覚の専門家は警鐘をならしています。

難聴の原因となる大きい音は、特別なイベントの時だけではありません。

都市部でオートバイを運転し、周囲の交通騒音を50分ほど聞き続けるだけでも

難聴が発生する可能性があります。

また電車やバスなどの公共交通機関でもオートバイほどではないですが、何も対策せずに

毎日一時間以上、電車やバスに乗っているならこれもよい状態とは言えないのです。

またパチンコが趣味の方は要注意。店内の音量は電車内よりずっと大音量で音楽がかかってます。

【日常生活にある音の大きさと、難聴になるまでの聞く時間】

目覚まし時計のベル 80dB 25時間

混んでいる電車の中 85dB 8時間

オートバイ 95dB  47分

地下鉄 100dB  15分

最大音量の音楽再生機 105dB 4分

耳元で叫ぶ 110dB 1分30秒

ロックコンサート 115dB 28秒

ちなみにヘアドライヤーは77~92dBほどの音量で

70dBまでの音量であれば、長時間聞き続けても

およそ危険はなく、100dBを超える音を聞くと短時間でも

難聴の原因になる場合があります。何も対策せず、大音量にさらされていると

難聴になる可能性があります。うるさい環境で生活してきた方は、

若いうちに難聴にならなくても年齢が上がるほど聴力障害が発生する

可能性が高くなります。ではどうしたらよいのか。

【大きな音をブロックする】

電車やバスによる通勤で騒々しい環境に身を置かなければならないのであれば

耳栓やイヤホンをすることで負担が減ります。耳栓は安価なもので十分効果があり、

ドラックストアやホームセンター、通信販売で数百円程度であります。

使い捨てタイプと再利用タイプがあり、好みによって使い分けましょう。

またオーダーメイドで耳栓を作る方法もあります。

建築現場や工場などの騒音下で仕事を行う場合、耳を健康で保つために

オーダーメイド耳栓を使用する場合があります。この場合通常の耳栓よりも

効果で片耳一万円以上程ですが、遮音性や快適性は比べ物にならないです。

【音楽を聴く場合】

10代の若者の5人に1人は、何らかの聴力損失があると推定されています。

iPhoneやMP3プレイヤーなどによって音楽を自分の好きな時間に好きな音量で

聴けることに大きな原因がありそうです。最も簡単に予防するのは音楽を聴く時間を

減らすことでしょうが、大人が注意してもなかなか難しいでしょう。

そこで音楽を聴きたいけど難聴になりたくない若者にお勧めなのが、

ノイズキャンセリング機能付きヘッドホンです。ノイズキャンセリング機能付きの

ヘッドホンは、周囲の雑音を打ち消すことで、聞きたい音楽だけに集中して

楽しめるようになるヘッドホンなので、普通のイヤホンよりも音楽がより良い音質で楽しめ

同時に周りの雑音を減らして耳へのダメージを防ぐのにも役立ちます。

難聴を予防するためになるべく大きな音に対する対策をして

日々の生活を送っていただけると幸いです。

それではまた次回。