こんにちは。
岐阜県羽島市の三愛の山村です。
今回は障がい者手帳の交付の流れと様々な恩恵について解説します。
実は、難聴者でも障がい者手帳を取得することができます。
流れとしては
①市役所や福祉課にて身体障がい者指定医を教えてもらい
身体障がい者診断書の用紙をお貰う。
②身体障がい者指定医に用紙をわたし、診断していただき
用紙に記入してもらう。
③市役所の窓口で申請する。
おおよそ1か月~4カ月ほどで手帳が発行されます。
詳しくは下記を参照してください。
PDF:障がい者手帳交付までの流れ
いろいろ検査をしたうえで発行した障がい者手帳ですが、いろんなメリットがあります。
①補聴器に補助金が出る
具体的には下記URLから「補聴器の補助金受給手順」を参照してください。
ブログ:https://sanai1965.jp/howtogetagranttobuyhearingaidsatadiscount/
②所得税・住民税・自動車税の減税
身体障害者手帳を交付されていると、一定の金額の所得控除を受けれ、所得税や住民税が軽減されます。
「障害者控除」、「特別障害者控除」、「同居特別障害者控除」といった種類があり、
障害者手帳の等級によって金額が変わります。手続きは年末調整か確定申告で行います。
ほかにも相続税や贈与税でもさまざまな特例が受けられます。
国税庁ホームページ「障害者と税」(https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/03_2.htm)
障害者が所有する自動車の自動車取得税・自動車税・軽自動車税の減免を受けることもできます。
減免内容や、対象となる障害や等級は、自治体によって異なります。
③さまざまな公共料金の割引サービスがうけれる
バスや鉄道など多くの公共交通機関にて、身体障がい者手帳を提示することで運賃割引を受けられます。
JRでは身体障がい者手帳を持っていると、本人と介護者の運賃が半額になりますし、
タクシーや飛行機でも割引がうけられ、高速道路の利用料金は、事前に市区町村で登録をすることで割引されます。
さらにNHKの放送受信料は、障害や世帯状況によりますが、半額割引と全額割引があります。
ほかにも、美術館や博物館、動物園など、公共施設の多くで、手帳を提示することで入場料割引が受けられます。
高齢者の中には障がい者手帳を持つことに抵抗を持つ方もいらっしゃいますが、持つことで
さまざまなメリットが受けれますので、是非対象となる方は交付の申請をしてみてください。
それではまた次回。