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2023.06.10 | 補聴器

高い補聴器と安い補聴器の何が違うの?【補聴器】

こんにちは。

岐阜県羽島市の三愛の山村です。

今日は補聴器の値段の幅について解説していきます。

Ⅰ.補聴器の価格の幅はなぜ広いのか

補聴器の価格は、補聴器の種類、機能によって異なります。

補聴器には、耳あな型、耳かけ型、BTE(耳かけ型)など、さまざまな種類がありますが

近年は耳掛け型でも耳穴型でも値段が同じメーカーが増えてきました。なので補聴器の

種類やサイズによる値段の違いはほぼ関係がなくなってきました。

補聴器には、騒音抑制機能や方向性マイクなど会話を助ける機能が多数あります。

これらの機能の有無、精度の高さによって値段が大きく異なります。

Ⅱ.補聴器の価格帯

補聴器の価格は、片耳9万円台から60万円台まであります。

9万円台の補聴器は、最も基本的な機能を備えた補聴器です。

騒音抑制機能や方向性マイクなどの機能はありません。静かな環境下(自宅など)で

一対一の会話での使用が推奨され、喫茶店などの騒がしい場所での使用は苦手です。

60万円台の補聴器は、最も高度な機能を備えた補聴器です。

騒音抑制機能、方向性マイク、Bluetooth接続などの機能を備えています。

一対一の会話から屋外やホール、レストランなど騒がしく聞き取り困難な場所でも

指向性や雑音抑制を働かせ、聞こえをサポートしてくれます。

Ⅲ.補聴器の価格について知っておくべきこと

補聴器は高額な買い物ですが、生活の質を向上させるための重要な投資です。

一概に高い補聴器が生活環境に合うとは限りませんが、高価な補聴器ほど

後々やりたいこと、聞きたいときが出てきた時に対応しやすいです。

当店でも2週間試聴もしていただき、静かな場所で一対一の会話に特化した補聴器です

と説明した上で一番安い補聴器をお求めいただきましたが、

後日喫茶店での聞き取りが悪いとご来店されることもあります。

正直一番価格が安い補聴器では指向性や騒音制御機能も

ないため、微調整と本人の頑張り次第なところもございます。なのでしっかりと

補聴器の価格を比較し、自分に合った補聴器を見つけることが重要です。

それではまた次回。