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2024.04.30 | 補聴器

骨伝導補聴器ってどうなの?【補聴器】

こんにちは。

岐阜県羽島市の三愛の認定補聴器技能者の山村です。

当店でも時々言われることの一つに骨伝導補聴器があります。

「骨伝導補聴器ってどうなの?」

こう聞かれることが多いです。

骨伝導では、音が外耳や中耳を介することなく直接内耳に伝わるために、

外部の騒音に妨害されずに音を聞くことができたり、

耳から入ってくる音を聞きながら骨伝導で音を聞いたりすることもできます。

そのため、耳を塞いでしまうと危険な状況下で活動する人たち(消防・軍など)

の通信手段として骨伝導は活用されています。

また、ジェット機やヘリコプターなど通常の会話が困難なほど

大きな騒音下でのコミュニケーションにも使われています。

骨伝導の機器には、鼓膜を痛める恐れが少ない上に、耳あなが塞がれないため

聞きたい音を聞きながらでも周囲の音が聴き取りやすいという利点があります。

このため、骨伝導はとても素晴らしく聞き取りが向上するように聞こえますが、

そうは問屋が卸しません。

聴力には鼓膜を介して音を聞く気導聴力と骨を介して音を聞く骨導聴力があり、

一般的に鼓膜、耳小骨など音を伝える仕組みに異常があるような伝音難聴の方には

骨伝導の補聴器は有効です。骨伝導補聴器は、外耳や中耳を経由せずに

直接内耳に音を届けることができるため、

外耳や中耳の障害が原因となっている伝音性難聴に効果を発揮します。

しかし、内耳以降の障害が原因となって発生する感音性難聴の場合には、大きな効果は期待できません。

これは一般的に老人性難聴と呼ばれる気導聴力と骨導聴力が両方下がっている場合の難聴には

大きな効果が期待できないということです。

三愛では主としてこの老人性難聴などの感音性難聴の方向けの補聴器を提供しております。

その為、骨伝導補聴器は取り扱いがございません。

世の中にはあたかも骨伝導補聴器がすべての人に効果をもたらすような広告も出ております。

もし試聴ができるのであれば試聴してご納得されてからお求め頂くことをおススメします。

それではまた次回。