こんにちは。
岐阜県羽島市の三愛の山村です。
ここ数年で充電式補聴器をお問い合わせいただくことが
増えてまいりました。今までは充電式補聴器と言えば
耳掛け式しかなかったのですが、最近では耳穴式の充電補聴器も出てきております。
そんな充電式補聴器のメリットとデメリットを解説致したいと思います。
充電式補聴器のメリット
①電池交換が不要
手が不自由な方だとなかなか電池の出し入れが難しく断念することも。
そんな面倒ごとがなくなり取り扱いが楽に。
②日中の電池切れの心配がない
大事なところで電池が切れて慌てて電池を交換するということもありません。
多くのメーカーが20時間前後使えるので夜充電し朝つければ問題なし。
③消耗品の電池を買いに行く必要がない。
わざわざ電池を買いに出るのが億劫という方にも便利な充電式。
使用済み電池の処分もしなくてよいので便利。
といったメリットがある反面、デメリットももちろんあります。
充電式のデメリット
①故障に気づきにくい
電池式ですと、電池を購入しにご来店いただくついでに補聴器のクリーニングや
メンテナンスをしますので、音が弱い、異音がするなど技術者が気づきます。
しかし充電式だとなかなかご来店されないケースもあるため、発見が遅れることも。
②リチウムイオン電池の劣化によるバッテリー残量低下
充電式補聴器の内部にはスマホと同じように充電池が入っております。
スマホも2年~4年で満充電から8割くらいの電池残量になりますが、補聴器も
そこは同じです。保証期間中はいいでしょうが、5年目以降は心配です。
③災害時の停電で充電できない
台風や地震などで被災した場合、長く電気が使えない状況になることも。
デメリットの①と②は気を付けていれば何とかできる部分かと思いますが、
③に至っては急にやってるくものですから防ぎようがありません。
そうならないためにも、次回は災害時に充電式補聴器を充電する方法を
お伝えできればと思います。
それではまた次回。