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2024.02.02 | 補聴器

補聴器と認知機能の最新研究レポートをご紹介

こんにちは。岐阜県羽島市の三愛の山村です。

今回は補聴器と認知機能の最新研究レポートをご紹介。

もし長い文章を見るのがつらい方は↓のURLからYouTubeにとんでもらうと

30秒で紹介しています。

https://youtube.com/shorts/DgHdWEpSm9w?feature=share

当店でも取り扱いがあるフォナックがサポートした最新研究によると

認知症危険因子が12個あり、それらを改善することでおよそ40%は

理論上予防可能と発表されました。中でも難聴は認知症の最も大きな

危険因子であると指摘されていました。

2023年に難聴者の補聴器装用と認知機能の深い関係を示す新たな

研究結果が発表されました。

 

米国における難聴の高齢者の認知機能低下を軽減するための聴覚介入と健康指導

によると、認知機能低下のリスクが高い高齢者において、補聴器装用などの

聴覚介入により思考能力と記憶能力の低下を3年間で48%遅らせたと発表。

またオーストラリアにおける難聴の高齢者の認知機能に関する3年間の追跡調査では

補聴器装用群の認知機能は全体的に安定していたが、補聴器非装用群では

認知機能の低下がみられた。補聴器装用による聴覚の介入は

認知機能の低下を遅らせる可能性があると発表。

研究の結果、補聴器を装用することで記憶能力などの一部の認知機能の低下を

遅らせることがわかりました。

認知機能の低下を防ぐためにも気になった方は

是非一度、耳鼻科医もしくは補聴器相談医を受診し、

そのうえで補聴器のご相談を!

それではまた次回。