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2024.08.05 | 補聴器

補聴器の乾燥について【補聴器】

こんにちは。

岐阜県羽島市の三愛の認定補聴器技能者の山村です。

ようやく梅雨らしい気候となり、毎日の雨に

じめじめとした湿気の多い日々がうっとうしいですね。

私が補聴器業界に入った十数年前は、6月から9月ごろにかけて

補聴器が故障しやすくなる季節でした。その理由は汗。

補聴器は耳掛け型でも耳穴式でも汗や皮脂の影響を受けます。

特に耳掛け型は耳の後ろに本体があることもあって、

例えば畑仕事や外仕事で汗をかくとその汗を補聴器本体で

受け止めてしまい、故障の原因になります。

最近の補聴器は補聴器本体や内部部品に水や汗をはじく

コーティングをかけてあるので昔に比べれば故障は減りましたが、

やはりこの季節は修理が多くなります。ではどうしたらいいのか。

それは補聴器のお手入れと乾燥です。

一日つけた補聴器を寝る前などに外すと思いますが、

そのタイミングで、テッシュなどで軽く本体を拭いて

汗や皮脂を取ってください。

そして乾燥ケースに入れてください。

それだけで補聴器が長持ちします。

また乾燥ケースは底面に乾燥剤が入っており、その乾燥剤は

寿命があります。どのメーカーも乾燥剤の色の変化で寿命が

分かるようになっています。乾燥ケースにいれていても

肝心の乾燥剤がダメになっていたらまったく意味がありません。

1か月ごとから2か月ごとに乾燥剤を確認しましょう。

また乾燥ケースではなく乾燥機をご使用いただくのもおすすめです。

温風による補聴器乾燥とUV照射による除菌により、

補聴器を快適にお使いいただけます。

ぜひご検討ください。

それではまた次回。