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2025.05.19 | 補聴器

【補聴器の紛失対策】なくさないためにできること、なくしたときの対処法

こんにちは。

岐阜県羽島市の認定補聴器技能者の山村です。

補聴器はとても小さく高価な機器なので、紛失するとショックも大きいですよね。

そこで今回は、補聴器の紛失を防ぐために「購入前」と「購入後」にできる対策、

そして万が一なくしてしまったときの対応方法について、分かりやすくまとめました。


購入前にできる!補聴器の紛失対策

① 紛失保証がついた補聴器を選ぶ

最近では、万が一の紛失に備えて“紛失保証”がついている補聴器も増えています。

例えば、「購入後120日以内なら1回に限り新品と交換可能」など、

メーカーによって異なる条件の保証制度があるので、購入前にしっかり確認しておきましょう。

② 「補聴器を探す」機能付きのモデルを検討

一部の補聴器メーカーでは、スマートフォンと連携して補聴器の最後に接続が切れた場所を

地図で表示できるアプリを提供しています(例:フォナック)。

GPSでリアルタイム追跡できるわけではありませんが、落とした場所の手がかりになることもあるので、

スマートフォンをお持ちの方におすすめです。


購入後にできる!落下・紛失防止の工夫

③ 落下防止チェーンの活用

補聴器には、メガネのようにチェーンで固定する落下防止アイテムが便利です。

小さな子どもやご高齢の方など、着脱の際に落としてしまうことが多い方には特に効果的です。

④ 紛失防止タグ(GPSタグ)を取り付ける

市販されている小型のGPSタグを補聴器に取り付ければ、

スマートフォンからおおよその位置を確認することができます。

ただし、サイズや重さがあるため、装着に工夫が必要です。


なくしてしまったら?まずやるべきこと

補聴器をなくしてしまったときは、まず最寄りの警察署に「遺失物届」を出しましょう。

補聴器には製造番号が刻印されているため、拾得された際に本人の元へ戻ってくる可能性もあります。


まとめ

補聴器は日常生活に欠かせない大切なアイテムだからこそ、なくさない工夫が大切です。

購入前に保証や機能をチェックし、購入後は落下防止やGPSタグなどで対策しておくことで、

安心して毎日を過ごせます。「備えあれば憂いなし」。ぜひ、できるところから対策を始めてみてくださいね!