こんにちは。
岐阜県羽島市の認定補聴器技能者の山村です。
補聴器はとても小さく高価な機器なので、紛失するとショックも大きいですよね。
そこで今回は、補聴器の紛失を防ぐために「購入前」と「購入後」にできる対策、
そして万が一なくしてしまったときの対応方法について、分かりやすくまとめました。
購入前にできる!補聴器の紛失対策
① 紛失保証がついた補聴器を選ぶ
最近では、万が一の紛失に備えて“紛失保証”がついている補聴器も増えています。
例えば、「購入後120日以内なら1回に限り新品と交換可能」など、
メーカーによって異なる条件の保証制度があるので、購入前にしっかり確認しておきましょう。
② 「補聴器を探す」機能付きのモデルを検討
一部の補聴器メーカーでは、スマートフォンと連携して補聴器の最後に接続が切れた場所を
地図で表示できるアプリを提供しています(例:フォナック)。
GPSでリアルタイム追跡できるわけではありませんが、落とした場所の手がかりになることもあるので、
スマートフォンをお持ちの方におすすめです。
購入後にできる!落下・紛失防止の工夫
③ 落下防止チェーンの活用
補聴器には、メガネのようにチェーンで固定する落下防止アイテムが便利です。
小さな子どもやご高齢の方など、着脱の際に落としてしまうことが多い方には特に効果的です。
④ 紛失防止タグ(GPSタグ)を取り付ける
市販されている小型のGPSタグを補聴器に取り付ければ、
スマートフォンからおおよその位置を確認することができます。
ただし、サイズや重さがあるため、装着に工夫が必要です。
なくしてしまったら?まずやるべきこと
補聴器をなくしてしまったときは、まず最寄りの警察署に「遺失物届」を出しましょう。
補聴器には製造番号が刻印されているため、拾得された際に本人の元へ戻ってくる可能性もあります。
まとめ
補聴器は日常生活に欠かせない大切なアイテムだからこそ、なくさない工夫が大切です。
購入前に保証や機能をチェックし、購入後は落下防止やGPSタグなどで対策しておくことで、
安心して毎日を過ごせます。「備えあれば憂いなし」。ぜひ、できるところから対策を始めてみてくださいね!