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2022.07.09 | 補聴器

補聴器をしたら耳鳴りはどうなる?を解説

こんにちは。

岐阜県羽島市の認定補聴器技能者の山村です。

周りで何も鳴っていないのに、雨も降っていないのにザーという音がする。

蝉の鳴くようなミーンという音がする。金属音のようなキーンという音がする。

どれも耳鳴りの音ですが、補聴器をしたら耳鳴りってどうなるのでしょうか。

耳鳴りの原因って?

耳鳴りの原因は諸説ありますが、医学的にハッキリとは解明されていません。

いくつかの仮説として

・脳の勘違い(慢性的な脳の誤作動。耳鳴りが癖になった状態)

・蝸牛の異常。(蝸牛とは鼓膜より奥にある器官)

・自分の血流や呼吸音などが聞こえる。

耳管狭窄などによる中耳の気圧異常。

また、加齢により耳が遠くなると耳鳴りが出てくる場合もあります。

耳鳴りがしたらどうしたらいいの?

耳鳴りがして一番最初に行くところはやはり病院です。

医師に相談し、検査をしてもらいましょう。

受診する病院としては、まずは耳鼻科です。

その後、耳鼻科の専門医と相談しながら、

他の科を紹介してもらうのが適当かと思われます。

補聴器と耳鳴りの関係について

きちんと調整された補聴器を使って耳鳴りがひどくなったという話は

ほとんどありません。ただし、補聴器の調整が今一つであったり、

使い始めたばかりの方のごく一部において、影響が出ることがあります。

しかし、適切な調整や適切な耳栓を使用することで耳鳴りへの影響は

解消されます。

逆に当店でも補聴器をつけていることで、耳鳴りが気にならなくなった

というお声も頂きます。ただしこれは治療ではなく補聴器をつけての

副次的な効果であり、個人差があります。絶対に改善されるというものでなく、

やってみないとわからないところがありますので、補聴器の試聴サービスを

利用してご自分でお確かめください。


いかがでしたでしょうか。

耳鳴りがしだしたらまずは医師の診断をうけましょう。

治療してもうこれ以上はどうにもならないとなったら、

改善案として補聴器をお考えいただいてもいいかと思います。

それではま次回。