三愛では、メガネ、補聴器、時計、宝飾を扱っております。 眼鏡作製技能士および認定補聴器技能者がお客様の快適生活をサポートします。

Blog

2024.06.04 | 補聴器

補聴器を買ったが返品できず医師にも補聴器はいらないと言われた…そうならないために【補聴器】

こんにちは。

岐阜県羽島市の三愛の認定補聴器技能者の山村です。

ブログのネタ探しに補聴器で検索していたら

消費者庁の「補聴器の使用を検討中の皆様およびご家族等の周囲の皆様へ」

というサイトに行きつきました。

そこには補聴器を検討している人に向けた注意喚起がされてました。

補聴器の購入を検討する際には、以下の点に注意しましょう。

  1. 補聴器の購入前に専門医に相談しましょう。
  2. 補聴器は管理医療機器です。購入時の調整(フィッティング)、購入後のアフターケア、定期点検が大事です。
  3. 補聴器は「認定補聴器技能者」などの専門知識・技術を持った者に調整(フィッティング)してもらうことが効果的です。
  4. 専門知識・技術を持った者がいる販売店(認定補聴器専門店など)もあります。
  5. 店舗で補聴器を購入した場合や通信販売の場合、どれだけ高額の商品であったとしても、基本的に「クーリング・オフ」は適用されません。
  6. 難聴の方は、耳が聞こえにくいことで、契約締結などの際に支障が生じることもあり得ます。周囲の方の支援が重要です。

「消費者庁HPより抜粋」

・補聴器の購入前に専門医に相談しましょう。

補聴器の購入前に耳鼻科を受診することで、治療で聴力が

回復する場合があります。補聴器専門医に相談し、本当に補聴器が必要なのか、

を診断してもらいましょう。また聴力によっては障がい者手帳の交付と補装用具の支給により

補助を受けられたり、耳鼻科医を受診することで医療費控除の申請ができます。

どちらも補聴器を買ってからはできないので必ず買う前に専門医を受診しましょう。

・補聴器は管理医療機器です。購入時の調整(フィッティング)、購入後のアフターケア、定期点検が大事です。

補聴器は同じ医療機器であるメガネと違い購入してすぐクッキリはっきり声が聞こえるようになるわけでは

ありません。個人差はありますが、補聴器の音に脳を慣らしていくため最短でも3カ月は調整の期間が必要です。

また購入後も定期的に補聴器の掃除をしたり、聴力が変わっていたら再度聴力測定をしたりと

来店していただかなければいけません。通販サイトで購入したり、市民会館や病院等で遠方からの業者

から購入する場合はこれらの事に気をつけなければいけません。基本的に購入店以外での調整は断られます。

・補聴器は「認定補聴器技能者」などの専門知識・技術を持った者に調整(フィッティング)してもらうことが効果的です。

・専門知識・技術を持った者がいる販売店(認定補聴器専門店など)もあります。

補聴器は医療機器なのですが、販売に関して免許が必要なく誰でも販売ができます。

そのせいで消費者庁が注意喚起するほどの事態になっているとも言えます。そんな中でも

「認定補聴器技能者」や「認定補聴器専門店」といった補聴器の勉強を一定期間行い

最低限の知識と技術を持った事を証明する人やお店があります。なるべくそういうお店を

選ぶことが後々の安心にも繋がります。

・店舗で補聴器を購入した場合や通信販売の場合、どれだけ高額の商品であったとしても、基本的に「クーリング・オフ」は適用されません。

クーリングオフの対象は訪問販売など不本意に購入してしまった場合が対象となります。

つまり店舗に自ら足を運び購入契約をした場合はクーリングオフの対象にはなりません。

また通信販売も自ら購入申し込みを行う為、クーリングオフの対象外になります。

そうならないためにも、認定補聴器専門店では試聴期間を設けております。

納得がいくまでしっかり視聴をしましょう。

・難聴の方は、耳が聞こえにくいことで、契約締結などの際に支障が生じることもあり得ます。周囲の方の支援が重要です。

販売者も補聴器を販売する上でわかりやすく理解していただけるよう心掛けておりますが、

中々うまく伝わらなかったりもします。ご家族様ご同伴でご相談にご来店いただけると安心です。

聞こえにくいと思ったら補聴器を検討・購入までをわかりやすく動画にしてあります。

https://www.jhida.org/movie/

ぜひ補聴器を検討している方はご家族とご覧ください。

それではまた次回。