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2022.08.06 | メガネ

【レンズレビュー】ニコンから出た可視光調光偏光レンズを使用してみた!【Nikon Transitions XTRActive Polaraized-トランジションズ エクストラアクティブ ポラライズド】

こんにちは。

岐阜県羽島市の三愛の山村です。

今回、レンズメーカーであるNIKONさんから面白いレンズが販売されました。

どんなレンズかというと、ほぼ透明からサングラスまで濃くなる偏光レンズです。

偏光レンズはレンズ基材に偏光フィルターを挟んだり偏光コーティングを施す事で、

眩しさの原因となる乱反射した光をカットし、対象物をクッキリさせるレンズです。

このレンズはどうしても偏光フィルターを挟むせいで濃い色しかできませんでした。

まぁ濃くないと眩しさも抑えられませんしね。

しかし今回NIKONさんから出たレンズは、紫外線と可視光に反応し色づく偏光レンズ。

家の中ではごく薄い色づきで、車内でも色づき、屋外ではサングラスになるのです。

実際に作ってみました。

ブルーライトカットが入っているため若干色づきは濃く見えますね。

室内での色づき程度では偏光度は高くないです。

屋外で20秒くらいたった時がこんな感じ。

車内に入ると色が薄くなっていきます。

通常の偏光サングラスだと色が一定ですが、

車内ではフロントガラスにUVカットが施されているため

光のみに反応し、そこまで濃くなりません。日中の運転ならいいですが、

朝日や西日対策には物足りないです。あと偏光度も下がるため、

フロントガラスのダッシュボードの映り込みは消えませんでした。

なので早朝や夕日が眩しいから車内で使いたいという方には向きません。

一応屋外では偏光度は上がるため、眩しさやチラつきはかなり軽減されます。

今回もメガネを作ってから、ふもとっぱらキャンプ場に行ってキャンプしました。

朝早くから高速に乗りましたが、トンネル内でもそこまで暗くなりづらく、

メガネを外したくなるほど濃くならないのは便利です。サービスエリアに

立ち寄って車から降りると、色が濃くなっていくため、雲一つない晴天でしたが

特に眩しさやしんどさも感じず快適でした。

ふもとっぱらについてから、テント設営でも大活躍。なんせ日影がありませんから、

しっかり濃くなってサングラスとして機能してます。チラつきをしっかり抑えるので

山々のミドリが本当に鮮やかでキレイでした。暗くなってくると透明になるので、

いちいち掛け替えせず朝から晩まで同じメガネ一本でいられるのは助かりました。

結論として、屋外でスポーツをする方には最適ではないでしょうか。

テニスや自転車、スキーやスノボなど。もちろん釣りでもいいと思いますが、

偏光度は偏光サングラスの方が高い為、物足りない場面も出てきそう…ただし

朝から晩まで一本のメガネをかけ替えずに済ませたい方には良いと思います。

農作業をされる方にも良いと思います。

逆に車の運転サングラスとしては、物足りなさがあります。

偏光サングラスで偏光度99%で低濃度の物もありますのでそちらがおすすめかな。

【Kodak PolarMax】薄い濃度で偏光度99%の偏光レンズがドライブに超オススメ!

オープンカーならいいんでしょうけどね~。

個人的には気に入っているので、普段ではほぼこのメガネで過ごしています。

ぜひ興味のある方は、サンプルもございますので、ぜひお越しください。

それではまた次回。