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2023.08.19 | メガネ

【NIKON】初めての遠近両用レンズ体験レビュー【ロハスシリーズ】②度数編

こんにちは。

岐阜県羽島市の三愛の山村です。

前回の続きです。

【NIKON】初めての遠近両用レンズ体験レビュー【ロハスシリーズ】①レンズ編

R=S-0.25C-0.50AX80add1.25

L=S-0.25C-0.25AX85add1.25

上記の度数で遠近両用レンズを作成するのですが

これはめちゃめちゃ慣れにくい度数設定になってます。

まずレンズ上部の遠方部分は近視度数となっており、

そのレンズは凹レンズ。光を拡散させる性質があります。

しかし中間帯から近方(レンズ下部に向かって)になるにつれ

光を収束させる凸レンズ度数へと変化していきます。こうなると

遠近両用の遠方部分と中間~近方部分の収差状況が大きく異なるため

一般的には周辺部の歪みが最も感じやすい設定と言われています。

また遠近両用レンズにすることで顔をまっすぐ上げて遠くを見ていれば、

綺麗に見えますが、あごを上げるとボケます。

また目線を下げた時に足元はボケます。顎を引いて足元を見ないといけません。

中度から強度近視の方はボケ感に慣れている方が多いため、上記のような

ボケ感にうまく対応できる方が多いですが、軽度近視や正視、遠視といった

基本的に遠くがある程度見えている方はボケ感に耐性が無いため

慣れるのに時間が必要です。

簡単に言うと普段からメガネを常用していない多くの人が

ボケるという現象に慣れていないため慣れるのに時間がいるよってことです。

じゃあ結果的にどうだったのか…

続きます。