こんにちは。
岐阜県羽島市の認定補聴器技能者の山村です。
最近のスマホのカタログでもよくみますが実は
補聴器でもIP６８という文字をよくみます。
カタログを見ると必ずと言っていいほど書いてあります。
この数字の意味を今回解説致します。
IP〇〇のIPとIEC (International Electotechnical Commission)
国際電気標準会議規格による規格されている、
防水、防塵性能を等級で示すものです。
IPはIngress Protection、侵入に対する保護を示しております。
IPの後に続く数字がそれぞれ防塵と防水の強さを
表しています。
防塵は最高が６まで、防水は8までです。
IPX０もしくはIP０Xはテストなしとなります。
上記であれば防塵に対するテストはしておらず、
防水のレベルは7等級となります。
なのでよく目にするIP６８というのは、
防水防塵に対して最高レベルですよという意味になります。
ただし注意点として、これらのテストは
常温の真水で行なっているため、海水やお湯などでは
テストされておりません。つまりお風呂や海に
補聴器などの製品を入れても大丈夫というわけではないのです。
ただし、前回ご紹介したフォナックさんのオーデオライフは
お風呂や温泉、海水浴などもOKとなっていますので、
もし水による故障などを気にされるのであれば、
フォナックさんのオーデオライフがおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
よく目にするIP６８という記号にも
このような意味があります。
意識してみると色んな製品に記述があるので
ぜひ意識してみてくださいね。
それではまた次回。
