こんにちは。
岐阜県羽島市の三愛の認定補聴器技能者の山村です。
今回は補聴器をつけるタイミングについてお話しします。
医学的に補聴器を装着する基準40dB以上の難聴から
補聴器を使い始めることが推奨されます。
これは日本聴覚医学会難聴対策委員会やWHOが提唱しており
中等度難聴以上となります。中等度難聴とは普通の大きさの声での
会話の聞き間違いや聞き取り困難を自覚する部分となります。
以下のような場合は一度、お近くの補聴器相談医を受診することを
おすすめいたします。
①会話の声が聞き取りにくい
②テレビの音量を上げないと聞こえない
③聞き間違いが多い
④体温計や電子レンジの音などが聞こえない
⑤コミュニケーションがとりにくくなった
難聴が進むとコミュニケーションの齟齬が埋まれ
疎外感を味わったり人間関係が悪化します。
認知機能の低下にもつながります。
補聴器で得られる効果については個人差があります。
まずは補聴器相談医に相談し、補聴器が必要か、
治療が優先かを判断してもらいましょう。
年相応の聴力ですねと言われたら、認定補聴器技能者のいる
認定補聴器店に行き、聞こえの測定や補聴器の貸し出しを
してもらい補聴器の取り扱いや聞こえがどういうものかを
体験しましょう。それではまた次回。