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2018.11.02 | 補聴器

【岐阜羽島で補聴器は三愛】補聴器は両耳に装用しなければいけませんか?【両耳装用のメリットとデメリット】

こんにちは。

 

岐阜県羽島市の三愛の山村です。

 

当店でも補聴器を求められる方で「両耳につけなきゃいけないの?」と

 

ご相談いただくことがあります。ズバリ結論から言ってしまえば、

 

左右の聴力(気骨導差)に差が少なければ、両耳に着けるのはお勧めです。

 

両耳装用のメリットとしては…

①小さい声、離れた音が聞こえやすい

②騒音下での聞き取りが良くなる

③生活音の抑制効果

④補聴器の音量を下げることができ、耳への負担が減る

⑤正確な方向感覚(音の発生源の方向がわかる)

 

上の表のグラフですが、

 

「濃い青:健聴者」「青:両耳装用者」「薄い青:片耳装用者」です。

 

健聴者(補聴器のいらない者)でもグラフからわかる通り、

 

うるさい場所での会話は大体6割ほどの聞き取りやすさです。

 

片方だけ補聴器をつけたらほぼ3割程度です。

 

静かな室内で一対一ではっきりしゃべってくれる方とお話しする分には

 

片耳でも問題ないかもしれませんが、喫茶店や病院の待合室やスーパーで

 

お友達とおしゃべりを楽しんだり、お医者さんの話を聞き逃さないようにしたい

 

という事であれば、両耳での装用がお勧めです。

 

もちろんメリットだけではなくデメリットもありますのでしっかりご紹介しますよ。

 

デメリット(特に補聴器初心者の場合)

①価格が1.5倍から2倍(まぁ二台買いますから当然ですね。)

②閉塞感(特に耳穴に入れるタイプは食事の時など、咀嚼音が響きます。)

③二個耳に着けるので着ける手間が2倍

(これは手慣れの問題もあります。慣れれば1分かかりません。)

 

デメリットは正直価格以外は慣れの部分が大きいかと思います。

 

さらに聴力測定の結果と視聴した結果によっては両耳希望でも、

 

片耳からの場合もございます。

 

両耳に着けた方が、

語音弁別(日本語の聞き取り能力テスト)の結果も良くなります。

 

三愛では最長二週間の補聴器貸出をさせていただいておりますので、

 

貸出期間中に、片方と両方を使ってみてご納得いただいてから、

 

お求めいただければと思います。

 

それではまた次回~♪