こんにちは。

岐阜県羽島市の三愛の山村です。時計って5,000から上は何百万まで

値段の幅がすごくありますよね。時計に興味がない方でも

グランドセイコーやハミルトンといった名前は一度は聞いたことが

あるのではないでしょうか。今回表題にも上げております、

フレデリックコンスタントというブランドを当店でも取り扱ったおりますが

時計が好きな方でもあまり耳馴染みがないのではないでしょうか。

今回はそんなフレデリックコンスタントってどんな時計ブランドなのかを

勉強していきたいと思います。

【手の届くラグジュアリー】

フレデリックコンスタントは１９８８年にスイスで創業しました。

他のスイス時計ブランドと比べると若いブランドになりますが、

そのブランドコンセプトは「手の届くラグジュアリ―」です。

一部の時計愛好家だけでなく、高品質の時計をより多くの人に届ける事を哲学とし

コストパフォーマンスを追及しています。

【マニュファクチュールブランド】

スイスの時計ブランドの中にはムーブメントの製造を専門のメーカーに頼むなどの

分業制を採用しているところもありますがフレデリックコンスタントは、

デザインをはじめ開発組立てや品質管理も自社でおこなうマニュファクチュールブランドなのです。

スイスの時計ブランドで、マニュファクチュールになると100万円を超えるモデルも多く存在しますが、

フレデリックコンスタントには、20万円以下のモデルもあります。

【ハートビートを発表するも商標登録を怠り他社に模倣される】

ゼンマイを巻いて動力にする機械式時計のムーブメントに欠かせない

パーツの一つにテンプというパーツがあります。テンプは歯車や

針が一定のリズムで動くように調整するムーブメントの心臓部とも

呼ばれる部分です。フレデリックコンスタントは１９９４年に

文字盤の表側からテンプが見えるハートビートを発表。文字盤の

一部をくりぬいてムーブメントが見えるオープンダイヤルウォッチは

ハートビートが最初。ただ商標登録を怠ったため、他社に模倣

されてしまう。個人的にちょっと抜けてるこのエピソードが

可愛くて好きなんですよね。会社としては勘弁してくれって

感じでしょうが(笑)。

【クラシックで洗練されたデザイン】

フレデリックコンスタントのケースデザインは主に二種類。

レクタンギュラ―（長方形）とラウンド（正方形）です。

クラシックなデザインは流行に左右されないので、どの時代でも

マッチします。スーツスタイルからカジュアルスタイル、

どちらのシーンでもマッチする使いやすいデザインですが、

ギョーシェ彫りやブルー針など高級時計の様相も取り入れ

シンプル過ぎない所も魅力の一つです。

【まとめ】

フレデリックコンスタントは”Live Your Passion!“（「情熱をもって!」）

というキャッチフレーズを掲げているそうです。クラシカルだけど

現代でも使いやすくデザインされ、マニュファクチュールブランド

としてシンプルながら高い技術が詰め込まれた腕時計が

多数存在します。ぜひ一度店頭でご確認いただき、

「手の届くラグジュアリー」を楽しんでいただければと思います。

それではまた次回。