三愛では、メガネ、補聴器、時計、宝飾を扱っております。 眼鏡作製技能士および認定補聴器技能者がお客様の快適生活をサポートします。

Blog

2022.01.25 | ジュエリー

1/29.30.31開催】お酒と共に人生の悪酔いから身を守る宝石、アメシスト【WorldCruising】

こんにちは。

岐阜羽島の三愛の山村です。

1月29日30日31日と当店で世界の宝石を羽島に集める

「World Cruising」を開催いたします。

知っている宝石もありますが、普段名前を聞かない

宝石も店頭に並びますので、この機会に一緒に勉強しませんか?

今回一緒に勉強するのは「アメシスト」です。

和名では「紫水晶」と呼ばれるように、紫色の水晶です。

大きい結晶で取れることはあまりなく、ガラスのような光沢をもちます。

また、濃い色と薄い色の直線状の帯が見られ色ムラがあるのも特徴。

天然のアメシストには、他の水晶にはない羽の形をしたない放物が見られ、

色は濃い紫や薄い紫だけでなく、褐色、灰色がかった色合いもあります。

通常は深い紫色が一様に見えるものが価値が高く、加熱処理することで

黄色や褐色、グリーンに変化し、最終的には無色になってしまいます。

そのため紫外線に長時間充てると脱色してしまう恐れも…

歴史の深いアメシストは宗教儀式に多く用いられたり、地位の高い人のみ

身に着けたりしていました。キリスト教では司教の石として宗教儀式に用いられ、

中国では皇帝のみアメシストを身に着けることを許されました。

アメシストはギリシャ語の「amethystos」(酒に酔わない)が語源です。

ギリシャ神話では酒の神バッカスが酒に酔い、猛獣を操り、偶然通りがかった

月の女神の女官アメジストを襲うという場面があります。その出来事に気づいた

月の女神が、アメジストを白い結晶に変えたといいます。酔いからさめたバッカスが

その水晶にぶどう酒を注いだところ紫色のアメシストになった、という話です。

古代ローマでは、アメシストの盃に注いだお酒を飲むと、お酒と共に、

人生の悪酔いからも身を守ると信じられてきました。

そんなアメシストは2月の誕生石です。

バレンタインデーにチョコの代わりにアメシストをプレゼントして

人生の悪酔いから覚ましてあげるのもよいのではないでしょうか。

もしくは酒好きのパートナーに是非!

それではまた次回。